2021/06/29 09:36
普段見えている、赤や黄色、青、緑など
日常で気にすることなく『色』として認識しているので
細かく今日は、なんだか濃く見える!!とか今日は薄く見える!!
など経験した方は少ないかと思います。
しかし、染色業に従事している弊社や、色を研究している方、デザイナーなど
『色』にかかわる人間はその日その日によって色の見え方が違う事を感じる時があります。
例えば『感情が高ぶってる時は赤がさらに赤く見える』
『切ない時や寂しい時に青や夕日の紫が深く見える』
『目が疲れているとグリーンが濃く見える』など
人間は感情や体調で見える色が違い、その人のパーソナルの内容で服の色も変わってきます。
性格が明るい人は明るい色を好み、静かな人は寒色やダーク色を、凛としている人は紫や黒など威厳の高い色を
よくカラーセラピーなどありますが、
本当に『人と色』という物は不思議な関係にあります。
弊社は、コロナ前によくイベントなどで『タイダイワークショップ』を開いていました。
様々なお客様が自由に好みに染色し自分のタイダイTを製作します。
私がそこで気づいた事は、子供達は元気ある爆発的な色とデザインを好み
大人は、繊細で複雑な色合いを好みます。
この繊細で複雑なで引っかかることが『病的な色』を出す方が稀にいらっしゃいます。
ご自分では『あれ?コレジャナイ』と仰り、もう一度チャレンジしますがまた同じに染色されるのです。
隣でタイダイをチャレンジしているお子さんたちと全く同じやり方なのに
これは本当不思議です。
疲れているのか、、、メンタルに問題があるのか?
それはさて置き、色とはその人を表す一つの指標となるかもしれません。