2021/07/06 09:35

SawtoothRoofでは、各地域の産地の生地を使っています。
今回は、『播州』です。

播州織をご存知でしょうか、兵庫県西脇市で生産されている綿織物になります。
主にシャツ地が有名で、肌触りの良さから世界的に有名なナショナルブランドにも使われています。

弊社では、その播州織の『タイプライター』を使わせてもらっています。
タイプライターは、高密度で織られた綿の生地になります。
とても綺麗な生地なのですが、凹凸や柄などは無くシンプルでプレーンな生地になります。

そのプルーンな風合いは、生半可な技術で生産する事が出来ない高度な技術を要します。
少しでもズレがあれば綺麗に平均的な織が出来ずプレーンさは失われてしまいます。

さらに、染色でも真っさらな生地ほど、染色ムラもでやすく神経を尖らせる仕事が必要になり
縫製では、失敗すると縫い跡が消えないため。とても縫製し難い生地となっています。

肌さわりが良いと言うことは、『凹凸や摩擦が少なくサラッとしているシンプルな生地』
これが本当に誤魔化しが効かない技術を要する仕事が必要とされる生地になります。

Sawtooth Roof では、プルオーバーシャツを製作しました。
春、夏、秋口にサラッと着れるタイプです。

生地の素材そのままに、シンプルに仕立てました。
ぜひお試しください。