2021/07/09 11:02
こんにちわ、
梅雨が明けませんねージメジメした季節は苦手です。
そんな梅雨の季節に最適な麻の生地を使ったシャツをご紹介します。
今回はベルギーのフランダース地方の麻です。
フランダース地方は、オランダ南部、ベルギー西部、フランス北部のリネン産地が集まっている場所を言うようです。
麻の種類は３種類あり
・リネン亜麻：細く短く柔らかな風合いが特徴、ふわりとした優しい素材ヨーロッパ方面で使われてきた
・ラミー苧麻：太く長いコシのある風合いが特徴、アジアで使われてきた素材、天然繊維では最強の強度
・ヘンプ大麻：硬く綿より強度と伸度は劣るが、吸収性と耐水性は抜群。
と特徴と用途が違います。
麻と呼ばれる素材はリネンとラミーだけでヘンプは麻の表記はできません。
麻素材は、濡れた時の強度が通用の６倍の強度になります。
ベルギーのリネンは1350年頃から良質なリネンを生産し、しなやかで吸い付くような手触りと風合いが
特徴的な素材でコットンの４倍もの吸水性があり、速乾性と発散性が良く汗をかいてもサラッとした着心地で、
生乾きにならず衛生的、防カビ性や雑菌の繁殖も抑え梅雨や夏の臭いなども抑え、繊維の特徴から汚れも落ちやすく
夏は爽やか、冬は空気を含み保温する素材です。
日本の梅雨や夏場には打って付けの素材になります。
そのようなリネンをスタンドカラーシャツにしたてサラッと気兼ねなく着れるタイプにしました。
比翼と呼ばれる前たてにする事でシンプルでプレーンなイメージを出してます。
パンツスタイルでもバカンス的なショーツスタイルでも使っていただけます。
