2021/07/21 13:37

日本のファッションは一部のマスコミや雑誌、仕掛け人が『流行』を作りみんなと一緒という

ファッションを作り出します。

ですが本来ファッションは自分の『好き』『思考』『哲学』『背景』など
様々な自分を形成するものが表現として現れるものが
服装でありファッションだと感じます。

例えば、音楽でもロックが好きな方は自然とロックスタイルに
クラシックが好きな方は、ピシッとした衿つきシャツのパンツスタイルに
といったように無意識で好きなものを自分で表現しています。

海外の場合は『他人と同じファッションは気持ち悪い』と感じ、流行はあるにせよ
ファッションで同じ格好という事はありません。
ですが『基本』は存在します。フォーマルは必ず衿つきシャツにネクタイ、スラックスのパンツに皮靴
レストランなどにはいる時は、衿つきシャツを着てジャケットなど、

しかし日本では、基本も無く着こなしも無く
いつからか『みんなと同じ』を擦り込まれ
同じじゃないと『ダサい』『かっこ悪い』『不安』となっている気がします。

みんなと同じは個性がありファッションと呼べるのか?と疑問があります。
日本の本来の姿『着物、浴衣』の場合でも袴、羽織、を基本とし帯で個性を出したり
帯止めにワンポイント入れたり、巾着袋など個性的なものにしたりと
要所要所に個性や粋を入れています。
それは、自分のアイデンティティであり、他人とは『違う』という表現の表れではないかと
感じます。

昔よりも、選択する事も自由で宗教的縛りも無い時代
日本のファッションは基礎を知り『流行』を追うのでは無くもっと自分らしく表現をして
楽しむことが大事では無いかと感じます。